【ニュース・ジャーナリズム】迫力の制圧劇
昨日、福岡市で車を奪った27歳の男の被疑者が、
天神西通り、という狭い通りに逃げ込み、
なおも車とぶつかりながら逃走を試みる被疑者。
タクシーの運転手さんが、
「このまま歩道に乗り上げて死人がでたら大変」と
機転を利かせ、自分のタクシーでブロックして
停車させました。
私は福岡市民なので、よくわかるのですが、
西通りは狭いのに、車も人もいっぱいで、
自ら「袋小路」に入ったようなものでした。
車道だけで逃げようとしたのが、不思議です。
本気で逃げるなら、まず歩道に乗り上げるしかない、
そういう緊迫する状況だと容易に想像できます。
ですから、私は、このタクシーの運転手さんの
判断を大変賞賛します。
本当に、いつでも大変なことになるところでした。
この被疑者は、本来の車の所有者が
ATM利用のため、少し車から離れた隙に
車を奪っています。
なぜ、そんなことをしたのか、
異常なまでの逃げ方、そして警察官への抵抗。
どういう心理状態なのか、不思議です。
たまに、制圧された被疑者が死亡することが
ありますが、このような事態で発生するのかな、
と、ちょっと思いました。