RJNKの日記

いろいろ興味のあることを書いています。

ワンピースにみる男女の平等

ちょっと考えてみたんですけど、

やっぱり母は3Gでこのまま行くことにしました。
 
そして私のPixel 4なんですけど、
残念ながら修理に
5万円ほどかかると言ってきました。
 
ちょっと痛い金額です。
頑張って交渉してみようと思います。
 
これだけだと何ともちょっと短いので、
ワンピースがどうなったか、という
話をしてみたいと思います。
 
今日は全然着なかったけど、
昨日はけっこう長い時間着ていました。
 
本来は膝上くらいの丈のデザインなんですけど
が大きすぎて、上に生地を取られてしまって
下着が見えてしまいそうになってしまいます…。
 
母に指摘されたので、
こういうのはワカメちゃんって言うんだよ、
って教えてあげました。
 
着てて思うことは、
まずスカートみたいになっているのが
抵抗があるんじゃないかと心配していましたけど
実際に着てみると別に抵抗はないです!
 
そしてデザインが普通の格好ではなくて、
セーラーカラーの部分が、うさぎの耳みたいに
なっている独特のデザインなんですけど
(母はメイドみたいと言っていました。)
 
その飛び出た感のあるデザインが
かえって楽しくてたまりません!
 
自分としてはエンターテインメントというか
遊び心があって、着ただけで楽しくなれる
服を求めていたみたいで
 
極力実際の女性に近づくという方向性では
ないみたいですね。
 
ただ、そういう女性のものとされる、
逆に言えば男性が着てはいけないとされる
服を着たことで、
自分の中にある引け目みたいなものが
多少解決されている部分があると思います。
 
女性のシースルー生地とか、
オフショルみたいな変形した、
男性ではありえないような
挑戦的なファッションの服を見ると、
 
男性と違うなぁと思って、違和感があって、
自分達は着ることができない嫉妬が
心の奥底にはあるんだけど、
 
そういう感情にそっと毛布をかぶせて
普通に振る舞っている部分もあったんですけど、
だいぶ嫉妬は解消されているような気がします。
 
女装男子さんの中の一部の人では
あるんですけど、その人が言うには、
 
子供の頃から、女性に対する「どす黒い嫉妬」を
感じて生きてきた、という人を見つけました。
 
私達の時代では、
女性の権利がだいぶ強くなってきて、
一部においては、この分野では男性を
寄せつけない、という世界が出てきました。
 
私の若い頃は、ホテルに泊まっても
当たり前のように女性限定サービスがあって、
 
母だけボディソープとか、健康と美容は
女性の特権、みたいな感じでもらって、
私は何ももらえない、みたいなことが、
いたる分野でありました。
 
もらった母が、あきれて、
男はバカみたいだ、と言っていました。
 
JR函館駅のパスタ屋が女性しか入れない、
みたいなことを言い出して、
これってありなの?みたいな論調で、
全国ニュースで取り上げられたのも覚えています。
 
私は、それは、昔の時代は、
女性は本当に男性と同じと見なされていなくて、
人間だとしても、男性と同じレベルの人間とは
みなされていない、本気でそんな時代があって、
 
異常だし、ひどすぎるし、
男性である私が共感して、
すごく許せない気持ちになる時代が
何百年も普通にありました。
 
その後で、いわゆる「女尊男卑」の時代があって、
それ自体は短い目で見れば悪ですけど、
長い目で見れば、真の男女の平等、
女性であることや男性であることで
差別されない時代がくるための
ひずみを抱えた時期で、
 
そういう経験を経て、
本当に女性と男性が不必要な分離をされない
素晴らしい時代がくるし、
今はそのための一歩一歩なのだと信じたいです。
 
私の時代は、ネットで男性達が
「女性様は偉い」とか言って怒ってて、
 
1人の人が、「自分は男だけど、
今までがあまりにも男尊女卑の時代が
長かったのだから、これくらいの反動は
仕方がないとも思う。」って書いて、
 
「男でそんな考え方をするやつがいるのか」と
ほかの男性の驚きの書きこみが
返ってきていました。
 
今思うと、それは全く正しいのですが、
差別されてる身からすると、
そこまでおりこうになれなかった面もありました。
 
それで、私の中で固定されたテーマが、
男性も、女性と同じような形をした
同じ人間なのだから、着られないって悲しいし、
 
こういう服を着ることによって、
その人間性を満たされたい、みたいな思いが
一貫してあるのですが、
 
今、うさぎの襟に、黒いチェックの
スカート部分を持つ服を
不格好ながらも着ることによって、
そういう私の中にある願望というか悲鳴が、
ある程度満たされていると言えると思います。