「あのビル」の名前と都市デザインについて
久しぶりの投稿になりました。
福岡市にゆかりのある方、
特に、博多地区や市の東部方面にお住まいの方なら、
ほとんどの人が知っているだろうけど、
名前がわからない、あの建物。
私は、「SUBWAY」という、
おそらく海外のセンスを意識した表記に目が向きますが、
建物の名前は、書いてないんですよね。
この建物、私は大学時代、福岡市に住んでいて、
その時は寿屋がありました。
大学時代のうちに、寿屋の閉店が決まりまして、
私は卒業と同時に鹿児島市に住居を移し、
福岡市には時々、遊びに来るだけになりました。
そして、出来ていたのが、この建物。
しかし、名前が表に出ていません。
ですから、私の中では「寿屋の後にできたビル」と
呼んでいました。
おととしから、また福岡市に住み始め、
強迫性障害が若干改善したのと、
アシスト自転車で行動範囲が広がったので、
いろいろな所に行く機会が増えました。
そこで行ってみると…
この角度から見ると、確かに書いてあるのですが、
この状況。
意図的に植えたのではないか、と思ってしまうほどです。
市と建物の設計者のデザイン感覚に
まったく統一感がないですね。（＾＾；
横のポールにも、入っているテナントが書いてあるだけ…
テナントが書いてあるだけ…
ん？
下のほうに、なんか小さく白い字が書いてある！
なんと、こんな目立たない所に書いてありました。
なんだって、こんな所に。(苦笑)
ということで、この建物の名前は
「呉服町ビジネスセンター」でした！
そうすると、なんで私が名前が気になっていたのか、
自分でやっと気づきました。
なんとなく、商業ビルの跡には商業ビルが建つ、と
自分で決め付けていたのです。
見た目も派手なので、何かの商業施設かなと思ったけど、
でもそれにしては、商業って感じでもないので、
何のビルなのか、気になっていたんでしょうね。
