RJNKの日記

いろいろ興味のあることを書いています。

ミモザと男女平等

また社会派みたいなタイトルですが。

けっこう独断と偏見が入っているやもしれません。

 

過ぎたから遠慮なく書けるんですけど、

昨日は国際女性の日でした。

 

テレビでも、好きな女性にミモザの花を

贈りませんか、みたいな話がありました。

 

この日は女性が近代化するにあたって

権利を獲得していった記念の日であって、

欧州では男性から女性に贈る習慣のあるミモザ

女性同士で贈りあう日であったとか?

 

まあ、そういう背景があるそうなんですけど、

 

私の考えがうがっているのかもしれませんが、

レディーファーストなんか最たるものだと

思うんですけど、なんかしらじらしい。

押しつけがましく感じてしまうんです。

 

欧米の価値観は中世から近代化する途中で

権利を勝ちとってきた歴史で、

旧来の価値観も比較のため生き残ってる感じで、

あー、何が言いたいかというと、

 

なんか男女平等というよりは、

「男性たるもの、紳士の精神をもって、

 女性につらくあたらずに優しくトリートしよう」

みたいな、押しつけがましい気がする。

 

いや、これは私の感覚で、

異論を感じる人も多くいらっしゃる気もしますが。

 

今の世の中で、気持ち悪いニュースを覚えてて、

マッサージ屋さんが女性客に睡眠薬を飲ませて

わいせつ行為をしたってのが、

かなり嫌なニュースだったんですけど、

 

何が嫌がって、睡眠薬まで使って、

人間扱いしてない感じが嫌らしさの原因かなぁと。

拒否感とか、薄ら寒いというか。

 

また別の視点では、こういう事件があると、

男のせいで女はいつも迷惑をしている、

みたいなことを言う人もネットにいます。

 

異性は違う生き物でやりにくいとか、

逆に違うからしょうがないんだ、とか

そういう論調がありますけど、

私はあんまりそういう考え方が好きでないです。

 

自分と違う、という発想には、

切り離しの思想、分離の思想があります。

 

そういう考えをすると、シンパシーが働かず、

共感の感情が働けばできないような、

人間性のない冷酷な仕打ちができてしまうのも

また人間の側面であると思います。

 

男性から女性にそれが働いた場合は、

パワハラとかセクハラにつながるのが

問題の多くだと思います。

 

パンプスの問題のように、

社会的なことが問題になることも

ありますが、セクハラが多いと思います。

 

女性から男性への差別もあると思いますが、

それはパワハラ系はあんまり多くないですが

社会的なものは多いのではないでしょうか。

 

例えば男のくせにきもいとか、

そういうのはあると思います。

 

パワハラも蔑視も、共感の欠如があります。

それは、性に対する認知のフィルターから

来るものです。

自分と違うと思っているから、

差別的な態度をとってしまうのだと思います。

 

私は、男女平等を言うからには、

こういった差別がなくなって、

そこについてくる

物理的な暴力や、言葉や態度の暴力も

なくなってほしいと願っています。