RJNKの日記

いろいろ興味のあることを書いています。

聖職者による性的虐待の問題

わー、すごく履歴がのびてる!

ありがとうございます、書く甲斐があります!

 

昨日、ちょっとさぼってしまったので、

ちゃんと書きたいと思います…。

 

そろそろ聖香油ミサの時期になりましたが、

福岡司教区は、聖香油ミサを

先延ばししたようです。

 

福岡は司教様が空位だからなぁ…。

でも先延ばししたって、それまでに

司教様が決まることはないでしょうが。

 

去年は高見大司教様が

お越しくださったようですが、

こういうのは使徒座管理者の

杉原神父様ではできないのでしょうね。

 

今年もたぶん高見大司教様か

中村司教様がおみえになるのでしょうね。

 

鹿児島司教区では、

聖香油ミサが行われたようです。

 

もちろん信徒は無しで、

司祭団も内陣での共同司式ではなく

信徒席に間隔を開けて着席しての

参加だったようです。

 

お説教はYouTubeで見ることができますが、

印象に残ったのは、中野司教様が

聖職者による性的虐待の問題に触れて、

 

司祭は結婚をしないから人間が未熟である。

司祭というのは、神様と結婚をしたのだ。

それが聖職者が独身を守るという意味だ。

そのことを自覚してほしい。

 

というようなことを

おっしゃっていたことでした。

 

昔から、司祭は結婚して、

家庭を持つことも経験していないし、

世間の仕事をして、

いろいろなことに触れた経験が少ないから、

どうしても世間しらずになる、

 

というのはよく聞いてきました。

 

中野司教様のお説教も、

そのことが念頭におありだったのだと思います。

 

ただ私は、今回問題になった、

聖職者による性的虐待は件数を見ても、

世間での性犯罪に比べて多いものでもないので、

聖職者特有の事情があったとは

あんまり考えていないです。

 

世間より男の子が被害にあう割合が

あきらかに高いだろう、という部分は

なぜかなぁ、と気にはなりますが。

 

今回の調査で明らかになった被害は、

被害を受けたのが子供時代だった人に限定され、

それが事件の性質上、あるいは教会という

狭いコミュニティーで起こったという性質上、

明るみになったのは一部あろうことは、

教会側がみずから言っています。

 

去年、長崎大司教区において、

医療関係者の成人の女性が

司祭から性的被害にあったことは、

全国のニュースになりました。

 

しばらくして、当該の記事を載せた

新聞記事がけっこう削除されたのが

私は気になっています。

なんでかなぁ、って。

 

この件が明るみになったのも、

教区が事件を積極的に発表しようと

しなかったことを深刻に受け止めた

善意の関係者がマスコミに

告発したからみたいです。

 

どんなことがあっても、

隠蔽は絶対あってはならないし、

そういうことはないように望んでいます。

 

一方で、驚くべき判決が出ました。

聖歌隊の少年2人に性的虐待をした容疑に

問われていた枢機卿のジョージペルが

高等裁判所で逆転無罪判決が出ました。

 

別に驚かないという方もいらっしゃるかも

しれませんが、私はとても驚きました。

 

ペル氏の嫌疑は、ベルボルン大司教だった時

聖歌隊の少年2人を口腔レイプしたという

ものでしたが、無罪、ということで…

 

状況証拠から、私は極めて疑わしいと

思っていたのですが、推定無罪の原則で、

しかも裁判所が無罪判決を出したのですから、

私はこれ以上、ペル氏を批判できません。

 

ただ、子供に対するレイプというのは

絶対に許せないし、グリーヴィアスな

悪魔的所業である、ということを

怒りをもって言いたいです。

 

今日はほかに書きたいこともあったのですが、

だいぶ長くなってしまいましたね。

あんまり中味はなかったかもしれませんが…

また明日書きます。